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* No.73「善光寺さんは年に何回ぐらい行く?」のノートが帰ってきました!(12.3.15)NEW!
→他の帰還したまちノートもぱてぃお大門内「えんがわ」にて展示中!
○旅してるノート・・・264冊 ○帰ってきたノート・・・49冊 (2012年3月15日現在)
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2015年11月17日
松代お泊り編ルポその2
前回に引き続き、松代お泊り編の後半をUPしまーす。
夕食はみんなでわいわいとカレー作り・・・なんて考えてたんですが、キッチンが狭かったのでスタッフの樋口さんにほぼ仕込んできてもらいました。
いろんなスパイスを組み合わせた本格的なタイ風カレー、キーマカレー、ダルスープ。
それに、スタッフの知り合いの方から差し入れの野菜や柿なども食卓をにぎわしました。
ありがとうございました。
食後は、これまた樋口さんの手作りのパウンドケーキにチャイまたはコーヒー。
そして翌日の長国寺のお勤め体験の概要を山本さんが動画で説明してくれました。
そして、早起きのためにみなさん就寝・・・
せずに、地元のホルモン焼き屋さんに消えていく人たち数名あり・・・
朝4時に誰かの目覚ましがなり、5時に長国寺に行き、まずは座禅(約20分)。
住職(梅翁院の住職で長国寺も管理されてる)の説明を聞きながら、実際に修行されている僧侶たちと同じ時間(本来30分くらい)、ただ座ります(しかも壁に向かって)。
肩にバーン!とやってほしい気持ちも半分ありながら、寒くてみんな着込んでいてたため、それはなし。
みなさん何を考えていたのでしょう・・・
その後、お経。
座禅は興味ありワクワクして時間が早く終わってしまった感があったんですが、お経は寒さもひとしお、足もしびれてきました・・・
そしてお掃除。
床を掃くだけじゃなく、花瓶の水を取り替えたり、窓枠なども雑巾で拭いたりしました。
外も明るくなってきて、お待ちかね、朝ごはん!
布巾で包まれたお弁当箱のようなものが一人ひとつ用意されます。
「応量器」といって、自分の食べる分だけよそってもらう器です。
その布巾をほどき、端を折返しながらナフキンのようにし、中に重ねてある3つのおわんを音をたてずにひとつづつ横に並べます。
基本的に、私語は慎みます。
器の持ち方や置き方、すべて決まっています。
そして、おかゆをよそってもらうときにはさじを持ちながら器を前に出し、「もういい」というところでさじの先をちょっとあげます(写真はお漬物)。
その合図でよそうのをやめてくれます。
その日の食事は、おかゆ、ごま、昆布、漬物、おからの煮物、自家製りんごジュースでした。
早朝から寒さで縮こまってた胃にやさしいおいしさが広がりました。
食後はお湯を一番大きな器に入れ、へらで食べかすを落としながら次の器へ湯を移し、2回繰り返して器の水分も布巾でふき取ります。
もちろんすべて決まった動作でやります。
すべて終わったらまた元あったように器を重ね布巾で包みます。
修行僧は他のお寺に修行に行くときもマイ応量器を持ち歩き、常にきれいにしておくべき大切なものだそうです。
そして最後に手作りのおかきとお茶をいただきながら、住職や修行僧の方にお話をうかがったり、やっとなごやかな雰囲気になりました。
今回はいろいろと住職に説明していただきながら食事をいただきましたが、本来は「食を楽しむ」というより「すみやかに栄養を補給する」という時間(作業)です。
だから食べるスピードも決まっています。
住職のスピードに合わせ、速くても遅くてもダメ。
座禅から食事まで、これぞルーチンワークですね~
私たちのような素人が本当の修行の場にお邪魔させてもらうなんて、とても貴重な体験をさせていただきました。
が、お寺にとってはいつものようにスムーズに行かずご迷惑だったでしょうね。
重ね重ね、ありがたいことです。
今回修行されてた尼僧さんは韓国の方で、そのほかにも世界各国から修行に来られるそうです。
観光で体験だけじゃなく、本当に僧侶の資格をとりに来るそうです。
すがすがしい気分で布袋屋さんに戻り、最後にパチリ(すでに帰られた方もいます)。
オーナーの山本さん、本当にお世話になりました!
ありがとうございました!
今回のまちカフェ、松代編はいかがでしたでしょうか?
近くてもあまり知ることのなかった松代の魅力をちょっと体感できたのではないでしょうか。
また、最近メディアでも注目されてる「ゲストハウス」なるものも、泊まってみないとわからないこといっぱいありましたね。
そしてなんといっても、私個人的には長国寺さんのお勤め体験がとっても刺激的でした!
(私体調わるくて街歩きに参加できずお留守番だったのでこれしか体験してないのですが・・・笑)
座禅体験だけなら、長国寺さんで毎月「座禅会」がありますが、
応量器までとなると、布袋屋さんのレクチャーあってこそなので、是非布袋屋さんにお泊りの上、体験してください(有料です)。
さてさて、長々とご報告しましたが、次回まちカフェはあるのかないのか・・・
お楽しみに!

それに、スタッフの知り合いの方から差し入れの野菜や柿なども食卓をにぎわしました。
ありがとうございました。
そして翌日の長国寺のお勤め体験の概要を山本さんが動画で説明してくれました。
そして、早起きのためにみなさん就寝・・・
せずに、地元のホルモン焼き屋さんに消えていく人たち数名あり・・・
住職(梅翁院の住職で長国寺も管理されてる)の説明を聞きながら、実際に修行されている僧侶たちと同じ時間(本来30分くらい)、ただ座ります(しかも壁に向かって)。
肩にバーン!とやってほしい気持ちも半分ありながら、寒くてみんな着込んでいてたため、それはなし。
みなさん何を考えていたのでしょう・・・
座禅は興味ありワクワクして時間が早く終わってしまった感があったんですが、お経は寒さもひとしお、足もしびれてきました・・・
床を掃くだけじゃなく、花瓶の水を取り替えたり、窓枠なども雑巾で拭いたりしました。
布巾で包まれたお弁当箱のようなものが一人ひとつ用意されます。
「応量器」といって、自分の食べる分だけよそってもらう器です。
基本的に、私語は慎みます。
器の持ち方や置き方、すべて決まっています。
その合図でよそうのをやめてくれます。
その日の食事は、おかゆ、ごま、昆布、漬物、おからの煮物、自家製りんごジュースでした。
早朝から寒さで縮こまってた胃にやさしいおいしさが広がりました。
もちろんすべて決まった動作でやります。
修行僧は他のお寺に修行に行くときもマイ応量器を持ち歩き、常にきれいにしておくべき大切なものだそうです。
今回はいろいろと住職に説明していただきながら食事をいただきましたが、本来は「食を楽しむ」というより「すみやかに栄養を補給する」という時間(作業)です。
だから食べるスピードも決まっています。
住職のスピードに合わせ、速くても遅くてもダメ。
座禅から食事まで、これぞルーチンワークですね~
私たちのような素人が本当の修行の場にお邪魔させてもらうなんて、とても貴重な体験をさせていただきました。
が、お寺にとってはいつものようにスムーズに行かずご迷惑だったでしょうね。
重ね重ね、ありがたいことです。
今回修行されてた尼僧さんは韓国の方で、そのほかにも世界各国から修行に来られるそうです。
観光で体験だけじゃなく、本当に僧侶の資格をとりに来るそうです。
オーナーの山本さん、本当にお世話になりました!
ありがとうございました!
今回のまちカフェ、松代編はいかがでしたでしょうか?
近くてもあまり知ることのなかった松代の魅力をちょっと体感できたのではないでしょうか。
また、最近メディアでも注目されてる「ゲストハウス」なるものも、泊まってみないとわからないこといっぱいありましたね。
そしてなんといっても、私個人的には長国寺さんのお勤め体験がとっても刺激的でした!
(私体調わるくて街歩きに参加できずお留守番だったのでこれしか体験してないのですが・・・笑)
座禅体験だけなら、長国寺さんで毎月「座禅会」がありますが、
応量器までとなると、布袋屋さんのレクチャーあってこそなので、是非布袋屋さんにお泊りの上、体験してください(有料です)。
さてさて、長々とご報告しましたが、次回まちカフェはあるのかないのか・・・
お楽しみに!

2015年11月11日
第27回「松代お泊まり編」終了しました!
10月31日(土)・11月1日(日)、
およそ3年半ぶりとなるまちカフェイベント「松代お泊まり編」、
無事終了いたしました。

まずは午後2時、松代城址駐車場に集合です。
参加者が集まるか不安でしたが、おかげさまで定員いっぱいの20名にご参加頂けました。
今宵のお宿・松代ゲストハウス布袋屋オーナー・山本薫さんのご案内のもと、まち歩きスタートです。

松代のまちを流れる泉水路のお話しや、武家屋敷の説明などを聞きながら、旧樋口家住宅へ向かいます。
久々の「まちカフェ」の旗も大活躍!
松代藩の目付役などを務めた上級武士のお屋敷・旧樋口家住宅では、投扇興体験をしました。
投扇興とは、江戸時代から続く雅なお座敷遊び。扇を投じて、箱の上に置かれた的を落として、その落ち方で点数を競います。
私個人としては、和風のダーツみたいだな…と思ったのですが、そんな事言ったら失礼ですね。
扇の持ち方から作法まで、講師の方の説明を熱心に聞く皆さん。

ゲーム形式も行われ、扇が的を落とすたびに歓声が響きました。
中には落とした的が回転して立つというスペシャルな技を繰り出す人も!(偶然です)
まだまだ遊びに興じていたいところですが、先もあるのでこの辺で。
ちなみに旧樋口家住宅は普段も9時〜17時まで無料で公開しています。
縁側に腰かけてお庭をぼんやり眺めるのもいいですよ。

次に訪れたのは、松代象山地下壕です。ガイドを勉強している大島さんにご案内いただきながら、壕内を見学しました。第二次世界大戦末期に、大本営や政府各省をここに移すという計画で掘られた地下壕。多くの人が過酷な労働条件のもとに働かされていたそうです。戦争の愚かさを痛感します。
松代象山地下壕の見学も無料でできます。まだ行った事のない方はぜひ一度足を運んでみてください。

象山地下壕を出たのは4時半頃。その後、山沿いの道を歩いて、裏口から「山寺常山邸」に入りました(こちらも見学無料です)。ちょうど紅葉が見頃で、お庭や茶室から風流な景色が眺められました。
そして、象山神社にお参りして、いよいよ布袋屋さんに向かいます。

布袋屋さんに到着したのは午後5時頃。既にだいぶ暗くなっていました。
そしてまちカフェ恒例のお茶タイム。
布袋屋さんのラウンジに全員集合して、自己紹介から始まりました。
お茶菓子は松代町内の菓子店「かどや」さんの「真田重宝」です。
だいぶ歩いたので、お茶と甘いモノがうれしい〜。
このあと、お風呂(松代温泉)に行く人と、宿に残って夕食準備をする人に別れ、
しばしフリータイムです。
(ここまでは、スタッフ・タガワがお届けしました。つづく…)
およそ3年半ぶりとなるまちカフェイベント「松代お泊まり編」、
無事終了いたしました。
参加者が集まるか不安でしたが、おかげさまで定員いっぱいの20名にご参加頂けました。
今宵のお宿・松代ゲストハウス布袋屋オーナー・山本薫さんのご案内のもと、まち歩きスタートです。
松代のまちを流れる泉水路のお話しや、武家屋敷の説明などを聞きながら、旧樋口家住宅へ向かいます。
投扇興とは、江戸時代から続く雅なお座敷遊び。扇を投じて、箱の上に置かれた的を落として、その落ち方で点数を競います。
私個人としては、和風のダーツみたいだな…と思ったのですが、そんな事言ったら失礼ですね。
扇の持ち方から作法まで、講師の方の説明を熱心に聞く皆さん。

ゲーム形式も行われ、扇が的を落とすたびに歓声が響きました。
中には落とした的が回転して立つというスペシャルな技を繰り出す人も!(偶然です)
まだまだ遊びに興じていたいところですが、先もあるのでこの辺で。
ちなみに旧樋口家住宅は普段も9時〜17時まで無料で公開しています。
縁側に腰かけてお庭をぼんやり眺めるのもいいですよ。
松代象山地下壕の見学も無料でできます。まだ行った事のない方はぜひ一度足を運んでみてください。
そして、象山神社にお参りして、いよいよ布袋屋さんに向かいます。
そしてまちカフェ恒例のお茶タイム。
布袋屋さんのラウンジに全員集合して、自己紹介から始まりました。
お茶菓子は松代町内の菓子店「かどや」さんの「真田重宝」です。
だいぶ歩いたので、お茶と甘いモノがうれしい〜。
このあと、お風呂(松代温泉)に行く人と、宿に残って夕食準備をする人に別れ、
しばしフリータイムです。
(ここまでは、スタッフ・タガワがお届けしました。つづく…)